【サイズ感は違う?】人気のマウンテンライトジャケットとマウンテンジャケットを比較!
\ この記事がオススメな人 /
- マウンテンライトジャケット(NP62236)とマウンテンジャケット(NP61800)を比較したい
- サイズ感や機能の違いを知りたい
- どっちがオススメ?自分に合ったモデルやサイズを知りたい
似た名称のモデルである「マウンテンライトジャケット」と「マウンテンジャケット」ですが、金額だけで判断してしまうと「マウンテンライトジャケット」は「マウンテンジャケット」の廉価版のように感じてしまいます。
しかし、しっかりと見比べないとわからないような違いが多々あり、金額や見た目の好みだけでなく、目的に応じた選び方をすることが重要です。
やっぱりこっちにしておけば…ということにならないようにしましょう!!
\ この記事の著者 /
この記事では、洋服に携わる仕事を15年以上やっている私が、「マウンテンライトジャケット」と「マウンテンジャケット」を実際に両方とも着てみて感じたことやそれぞれの違いを解説していきます。
洋服に携わる仕事をしているからこそわかることなども含めて解説しますので、是非参考にしてください。
\ この記事の結論 /
- タウンユースのみで使う場合は「マウンテンライトジャケット」
- アウトドアやウィンタースポーツでも使いたい場合は「マウンテンジャケット」
- それぞれ同じサイズで比較すると1cm程度の違いなのでさほど気にする必要はない
基本スペックの違いと確認すべき5つのポイントを徹底解説
「マウンテンライトジャケット」と「マウンテンジャケット」の基本情報は以下のような差があります。
MOUNTAIN LIGHT JACKET マウンテンライトジャケット | MOUNTAIN JACKET マウンテンジャケット | |
---|---|---|
価格 | 41,800円 | 58,300円 |
カラー | メンズ:7種類 レディース:4種類 | メンズ:5種類 レディース:4種類 |
サイズ | メンズ:S~XXL レディース:S~XL | メンズ:XS~XXL レディース:S~XL |
重量 | メンズ:765g(Lサイズ) レディース:635g(Lサイズ) | メンズ:825g(Lサイズ) レディース:735g(Lサイズ) |
価格 | カラー | サイズ | 重量 | |
---|---|---|---|---|
MOUNTAIN LIGHT JACKET マウンテンライトジャケット | 41,800円 | メンズ:7種類 レディース:4種類 | メンズ:S~XXL レディース:S~XL | メンズ:765g(Lサイズ) レディース:635g(Lサイズ) |
MOUNTAIN JACKET マウンテンジャケット | 58,300円 | メンズ:5種類 レディース:4種類 | メンズ:XS~XXL レディース:S~XL | メンズ:825g(Lサイズ) レディース:735g(Lサイズ) |
マウンテンライトジャケットのほうが「ライト」と付くだけあって軽量です。また、色の種類も多く、価格もマウンテンジャケットに比べるとリーズナブルになっています。
詳細はこのあと解説していきますが、購入を考える際に比較すべきポイントは5つです。
- 見た目
- 機能
- 素材感
- 種類
- 価格
マウンテンジャケットのほうがシンプルなデザイン!
「マウンテンライトジャケット」と「マウンテンジャケット」の見た目の差はほとんどありません。
細かい部分での違いはよく見ると色々あるのですが、一番の違いはフロントが「スナップボタン」になっているか「マジックテープ」になっているかです。
もう一つ大きな違いがあります。それは袖の切り替えです。黒色だと差がないのですが、他のカラーだとわかりやすいですよね。
「マウンテンライトジャケット」は肩から袖口にかけて全て黒色になっているのに対し、「マウンテンジャケット」は色が切り替わっています。
「マウンテンライトジャケット」にはポケットの下に縫い目があるのも違いの一つ!!
これも黒だとわかりにくいのですが、フードのアジャスターコードを調整するボタンが「マウンテンジャケット」だと画像の赤丸のようになっています。
「マウンテンライトジャケット」にもあるのですが、触らないとどこにあるのかわからないようになっています。
背面には、ほとんど差がありません!!
フードを被らない限りは隠れてしまいますが、フード後部のアジャスタードローコードが隠れているかむき出しになっているかで異なります。
機能面重視ならマウンテンジャケットがオススメ!
機能面での違いも様々ありますが、簡単に言ってしまうと、多少の雨や雪などのタウンユース向きが「マウンテンライトジャケット」、本格的なアウトドアやウィンタースポーツ用が「マウンテンジャケット」です。
「マウンテンジャケット」には、撥水ファスナーが使用されていますが、「マウンテンライトジャケット」には使用されていません。
「マウンテンジャケット」には、脇の下に体温調節するためのベンチレーションが付いていますが、「マウンテンライトジャケット」には付いていません。
ウィンタースポーツする上では必須のパーツ!!
「マウンテンジャケット」には、雪が服の中に入ってこないためのスノーカフが付いていますが、「マウンテンライトジャケット」には付いていません。スノーカフが不必要の場合は取り外しも可能です。
内側の脇が「マウンテンライトジャケット」では大きなメッシュになっているのに対し、「マウンテンジャケット」はパンチングメッシュになっており、ホツレや破れなどに強くなっています。
マウンテンジャケットのほうが生地が厚く丈夫で暖かい!
- マウンテンライトジャケット
70D(デニール) Recycled GORE-TEX(2層)(2層) - マウンテンジャケット
150D(デニール) GORE-TEX Plain Woven(2層)
デニールというのは簡単に言ってしまうと生地の厚さです。
70Dと150Dでは倍以上の差がありますので、マウンテンジャケットのほうが生地が厚く丈夫なため、防寒面でもわずかに暖かくなります。
しかし、生地が薄いので折りたたんでバッグの中に入れやすいというメリットもあります。
タウンユースで使う時は折り畳めたほうが便利!!
GORE-TEXについて詳しく知りいた人はこちらの記事を参考にしてください。
マウンテンライトジャケットほうがサイズや色の種類が豊富!
メンズサイズ
マウンテンライトジャケット
サイズ | 着丈 | 身幅 | 裄丈 |
---|---|---|---|
S | 71 | 57 | 84 |
M | 73 | 59 | 87 |
L | 75 | 61 | 90 |
XL | 77 | 63 | 93 |
XXL | 79 | 65 | 96 |
マウンテンジャケット
サイズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
XS | 70 | 54 | 43 | 63 |
S | 72 | 56 | 44 | 66 |
M | 74 | 58 | 46 | 68 |
L | 76 | 60 | 47 | 70 |
XL | 78 | 62 | 49 | 72 |
XXL | 80 | 64 | 50 | 75 |
レディースサイズ
マウンテンライトジャケット
サイズ | 着丈 | 身幅 | 裄丈 |
---|---|---|---|
S | 63 | 50 | 76 |
M | 65 | 52 | 79 |
L | 67 | 54 | 82 |
XL | 69 | 56 | 85 |
マウンテンジャケット
サイズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
S | 65 | 51 | 41 | 60 |
M | 67 | 53 | 43 | 62 |
L | 69 | 55 | 44 | 64 |
XL | 71 | 57 | 46 | 66 |
サイズはほとんど差がありませんが、「マウンテンライトジャケット」のほうが着丈が短く、身幅が大きい為、オーバーサイズよりのシルエットになっています。
メンズカラー
マウンテンライトジャケット
マウンテンジャケット
レディースカラー
マウンテンライトジャケット
マウンテンジャケット
「マウンテンライトジャケット」のほうが、タウンユースで使いやすい色が多く、色のバリエーションも豊富です。メンズは2022年に新しく4色追加されました。
マウンテンライトジャケットのほうが16,500円安い!
価格面はマウンテンライトジャケットのほうが圧倒的にリーズナブルです。
- マウンテンジャケット:58,300円
- マウンテンライトジャケット:41,800円
16,500円の差があります。デザイン自体は大きく変わりませんが、「機能面では差がある」というのが正直なところです。
しかし、「マウンテンジャケット」ほどの機能面は、限られた場所でしか本当の効果を発揮しないのも事実です。
日常生活では、「マウンテンライトジャケット」でも十分すぎるくらいの機能性を兼ね備えています。
両方を実際に着てわかった!サイズ感と生地感をレビュー
機能性こそ違うものの、デザインやサイズ感も似たモデル同士になります。実際に両方とも着てみてわかったサイズ感や生地感などを詳しくレビューしていきます。
私は176cm、60kgの細身の体型です。マウンテンライトジャケットはMサイズを着用、マウンテンジャケットはXLサイズを着用しています。
サイズ感に差はほとんど感じない!目的に合わせたサイズを選ぶことが重要!!
サイズ比較のところで解説しましたが、「マウンテンライトジャケット」のほうが、丈が短く身幅が広くなっています。
「マウンテンライトジャケット」はMサイズかLサイズで迷いましたが、タウンユースでしか着用しないので、スタイリッシュなコーディネートをすることを想定してジャストサイズのMにしました。
細身の私がMでジャストサイズだったので、同じくらいの身長で標準的な体格の人はLサイズがオススメです!
正直、サイズを1つ上げても2cmの差なので、そこまで気にする必要はありません!
「マウンテンジャケット」はLとXLで迷いましたが、タウンユースではオーバーサイズで着ること、ウィンタースポーツで中にフリースなどを着こむことを考えてXLにしました。
ウィンタースポーツでも着る場合はインナーを着こむことが多くなりますので、1サイズ大きめがオススメです。
Mサイズは試着の際に少し窮屈に感じて候補からすぐ外れました。
MサイズとXLサイズで袖丈の差が4cm程度違いますが、画像くらいの差になります。マジックテープで絞ることができるので、大きい分にはさほど問題ありません。
実は、袖口のマジックテープの部分も若干違っていて、「マウンテンジャケット」には丸いマジックテープも付いています。
「マウンテンライトジャケット」Mサイズと「マウンテンジャケット」XLサイズで着丈5cmの差ですが、重ねてみたところほとんど差を感じません。
着心地や動きやすさはマウンテンジャケットのほうが良い!
マウンテンジャケットの袖をよく見てもらうと筋のような線が入っています。これは立体構造といって、腕の動きに追従するための作りです。
マウンテンライトジャケットには使用されていないため、動きやすさの面では、マウンテンジャケットのほうがスムーズに動かすことが可能です。
タウンユースで着るくらいならなくても全く問題ありません!
着心地はマウンテンジャケットのほうが個人的には好きです。
「マウンテンジャケット」は生地こそ厚いですが、柔らかくしなやかな肌触りです。
「マウンテンライトジャケット」はハードシェル特有の硬くてシャカシャカするような感じがします。
1番人気はマウンテンライトジャケットのニュートープ
どちらも人気が高く、それぞれに良さがあるモデルのため、「どっちがいいだろう…」「人気なのはどっち?」と迷っている人も多いはずです。
結論からいうと、「マウンテンライトジャケット」のほうが人気はあります。
タウンユースメインで着る場合は「マウンテンライトジャケット」
\マウンテンライトジャケットがオススメな人/
- タウンユースメインで使いたい人
- 出来る限り価格は抑えたい人
- 一般的にみて機能性が高ければ十分な人
価格や高機能を求めていない人も多いため、カラーも豊富で自分の好みの色やファッションスタイルにも合わせやすいという点が人気の理由です。
特に人気のカラーは「ニュートープ」になります。定番の「ブラック」はもちろん、「ユーティリティブラウン」も人気があります。
マウンテンライトジャケットについて詳しく解説した記事がありますので、気になる人は是非参考にしてください。
アウトドアやウィンタースポーツで着る場合は「マウンテンジャケット」
\マウンテンジャケットがオススメな人/
- アウトドアやウィンタースポーツで使いたい人
- 高機能なハードシェルが欲しい人
- オーバーサイズのファッションをしたい人
機能面の非常に高いハードシェルである「マウンテンジャケット」はワンランク上のアイテムが欲しい人の向けのモデルになります。
価格自体は高価ですが、一生モノのアウターウェアであることに間違いありません。
人気のカラーは「マウンテンライトジャケット」と同じ「ニュートープ」です。
マウンテンジャケットについて詳しく解説した記事がありますので、気になる人は是非参考にしてください。
まとめ
この記事では、「マウンテンライトジャケット」と「マウンテンジャケット」の比較を行いました。
\ この記事の結論 /
- タウンユースのみで使う場合は「マウンテンライトジャケット」
- アウトドアやウィンタースポーツでも使いたい場合は「マウンテンジャケット」
- それぞれ同じサイズで比較すると1cm程度の違いなので気にする必要はない
選ぶ際に比較すべきポイントは以下の5つです。
- 見た目
- 機能
- 素材感
- 種類
- 価格
機能面は「マウンテンジャケット」ですが、価格面や種類の多さは「マウンテンライトジャケット」のほうが良いです。
見た目はフロントが「スナップボタン」か「マジックテープ」かの差が一番大きく、あとは「袖の切り替えの有無」程度です。
コーディネートのしやすさはどちらも同じものを合わせるので全く問題ありません。様々なアイテムに万能に合わせることができます。
どちらか一枚でも持っているとタウンユースではかなり活躍すること間違いありませんので、是非この記事を参考にしてもらえたら嬉しいです。
おわり
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