【簡単】ヤフオクで出品・購入するときの相場価格の調べ方とコツ
ヤフオクで出品(購入)しようと思うけど、いくらで出品(購入)したらいいか相場がよくわからないな…
こんな疑問や不安を持っている人も多いと思います。
どうせ売るなら「相場より高く売りたい」、どうせ買うなら「相場より安く買いたい」と思うのは当たり前のことです。
しかし、正しいやり方でしっかりと相場を調べないと失敗して損をしてしまうことがあります。
相場を調べるって簡単そうに見えて、正しい知識がないと難しいです。
価格の相場を調べるのは「プロ」でもミスをしてしまうことがあります。
その理由は「リサーチ不足」や「知識不足」だからです。
「なんか難しそう…」って思ったかもしれませんが、安心してください。
自分の物を売るのであれば、知識不足になりません。
自分がその商品の良さや価値を一番わかっているし、買った時期や定価もわかるからです。
ですので、今回この記事で紹介するのは「リサーチ方法」です。
・ヤフオクについて
・ヤフオクでの価格相場の調べ方
・相場を調べる際の注意点
今回紹介するのはヤフオクですが、メルカリでの相場の調べ方も記載した記事があります。
目次がありますので、自分の興味があるところから読んでもらっても大丈夫です。
ヤフオク!はプロでも相場を調べるのに使うサイト
1999年に「Yahoo!オークション」としてサービス開始。お店にないものも見つかる買える 日本最大級のネットオークション・フリマアプリです。
その規模の大きさから、ヤフオク!は「リユースショップの店員」も販売価格を算出するのに使っているサイトの1つです。
プロがヤフオク!を使う理由
・出品数が6480万品(2019年7月実績)
・出品カテゴリ数40,531(2019年7月実績)
・20年以上の実績があり、利用者も多い
・取引日時や入札数が確認できる
国内でもトップクラスの取引量があり、データとしても揃っています。
しかし、一番の理由は取引日時や入札数が確認できることです。
このあと詳しく解説はしますが、取引日時や入札数といったものは他のフリマアプリなどではあまりない情報です。
売れた実績はあるけど、それが1年前なのか1か月前なのかで相場も大きく変わります。
相場を調べる精度を高めるのには、いつ売れたのかなどの情報はかなり大事になります。
ヤフオク!での相場の調べ方は「型番で検索⇒落札相場」
今回はヤフオク!の細かい使い方は省略させてもらいます。
また、スマホで調べる方のほうが多いと思いますので、今回はスマホでの調べ方の画像を使用させてもらいます。
「PCで確認したい…」って思っている人も、安心してください。
PCで検索したほうが簡単ですし、同じ機能もちゃんとついています
STEP:1 相場を調べたいものを決める
具体的に実際に調べた画像を載せながら説明していきます。
調べたものはこのリモコンです。
このどこにでもあるリモコンですが、調べ方ひとつで相場を調べる時間に大幅な差がでてしまうことは覚えておいてください。
調べるうえで「型番」というのが非常に重要です。
電化製品や最近買った物はこの型番があるか必ず確認してください。
型番の有無で「検索スピード」と「相場価格の精度」が大きく変わりますよ。
STEP:2 検索機能を使って同じものを探す
型番を入力
赤く囲ったところに調べたいと思っている物の型番をいれる。
検索をする
型番を入れ検索をする。
「メーカー アイテム」で検索。
メーカーとアイテムの間にスペースをいれるのを忘れないでください。
スペースを入れないと一つの単語として認識されてしまうため、ヒットしにくくなります。
今回の場合ですと、「SHARP リモコン」になります。
落札相場に絞る(型番有の場合)
型番で検索します。
型番で調べているため、同じものしか出てこないので、価格の比較だけをすればいいのがわかります。
次にやってもらいたいのが、落札相場にするということです。
赤く囲ってあるところを押すだけで落札されたものだけが表示されます。
落札相場に絞る(型番無の場合)
型番で調べて落札された物のみを表示させています。
「SHARPのリモコン」でも様々な種類があるので、同じものを確認して探す必要があり、手間がかかります。
これが型番で調べたほうがいい最大の理由です。
残念ながら型番がない物は「メーカー アイテム」で検索するしか手段はないので、1つ1つ画像を見ながら探すことになってしまいます。
しかし、検索ワードをもっと絞ることで精度をあげることはできるのです。
画像の下のほうに赤く囲ってある数字ですが、このワードで検索した結果、落札済みのものが2283個ありますという意味になります。
その中から探すのは難しいので、検索ワードを絞って入れることで検索精度を上げる必要があり、調べる手間も減らす必要があるということですね。
今回のリモコンで型番がなかった場合ですが、「Netflix」と入れて検索してみました。
追加でいれるワードはその品物の特徴となるものを入れるとHITしやすくなるので、そのリモコンの特徴となるもの入れてみて下さい。
今回は開催中の物、落札済みの物両方見てみましたが、似たものが一つ出ただけで同じものはでませんんでした。
「Netflix」だとHITしなかったため、今度は「AQUOS」と入れてみました。
上の写真が落札前の物で、下の写真が落札済みのものとなります。
画像の下に赤で囲ってある数字に注目!
落札前のものが527点、落札済みの物が1157点と先ほどの2283点と比べると約半分になりました。
何度も言いますが、型番がわからない場合は目視で1点1点確認するしかありません。
しかし、ワードを絞って見る量を減らすことは可能ですので、極力少ない量で正確に自分が調べたいと思っている物を検索するようにしてください。
STEP:3 相場価格を知ろう
ここまで調べられることができたならもう相場がわかったも同然です。
STEP:2で同じものを見つけられたら「一番高く落札された金額」「一番安く落札された金額」「平均的な金額」を出すのみです。
- 一番高く落札されている物=売価の上限
- 一番安く落札されている物=売価の下限
- 平均的な価格=相場価格
今回、型番で調べた結果だと、1500円~480円でした。
つまり、高ければ1500円で販売することが可能です。
平均的には800円~900円くらいが多かったので、その辺の値段が相場となります。
確実に早く売りたい場合は500円台となります。
型番で検索できなかった場合の相場はどうするの?
STEP2で説明したように、型番がない物は「メーカー アイテム」で検索するしかありません。
検索して1つ1つ同じものがないか確認しながら「一番高く落札されているものの価格」「一番安かったものの価格」「平均的な価格」を出すしかありません。
同じものが見つかればいいけど、見つからなかった場合は?
残念ながら、型番がわからない物は同じものを探すハードルがかなり高くなります。
当然、同じものが見つからない可能性がありますし、見つからないことのほうが多いかもしれません。
同じようなものを探して比較する
・似た性能
・近い年式
・同じようなデザイン
似たようなものなら、新品での値段や中古相場での値段も似ていることが多いです。
型番で調べるよりか正確性は劣りますが、参考にはかなりなります。
ヤフオク!で相場を調べる際の3つの注意点
検索の仕方がわかって、大体の相場の調べ方はわかったと思いますが、表示されている価格だけで値段を判断してしまうと失敗に繋がります。
注意点が3つあるので、高く落札されている物と安く落札されている物は確認が必要です。
・いつ売れた物なのか?
・送料はどっち負担か?
・状態はどうか?
いつ売れた物なのか?
去年出たモデルの物が売れていた場合、去年と今年どっちが高く売れるかと考えてもらえれば去年だということがわかると思います。
このようにいつ発売されていつ売れたかで価格が変動することがあるのです。
ヤフオク!は古い取引は消されてしまうので、そこまで気にする必要はありませんが、落札された日時を確認することができるというメリットがありますので、しっかり活用しましょう。
入札数はどうか?
ヤフオク!が他のフリマアプリと違う一番の点は、入札制度です。
即決価格というのももちろんありますが、オークションサイトですので一番高く値段を付けた人が落札できる仕組みとなっています。
入札数は人気のバロメーターです。
即決価格は入札数1でも即終了となりますが、即決価格を決めていない物に関しては、入札数が多ければ多いほど価格が吊り上がっていきます。
つまり、人気があり高値で売れる物ということです。
そういったものは、多少強気で値段をつけても売れる可能性が十分あるので、高めの設定をするのもオススメです。
送料はどっち負担か?
ヤフオク!は落札者負担のことが多いですが、稀に出品者負担の場合もあります。
他のサイトより安いなっと思ってみてみたら、落札者負担ということがありますので、注意が必要です。
落札者負担だった場合は、売れた値段に送料を足してもらえれば出品者負担と並べて比べてもOKです。
ただ、出品者負担なのは稀なケースですので、価格が高いけど売れているなと思ったら見てみるようにしてください。
状態はどうか?
写真はきれいに撮られていたほうが売れやすいため、トップ画像にあたるサムネイルは特に良い画像を使っていることが多いです。
しかし、トラブルの原因になりますので、状態に難がある場合は写真をつけていたりコメントで書いていたりします。
高いけど売れているなっと思ったら、トップ画像だけで判断せず、状態の確認も必要です。
この状態でこの値段で売れているなら、綺麗だからもっと高くても売れる。みたいな判断材料にもなります。
まとめ
・型番で検索し、落札相場を絞る
・型番がない物は「メーカー アイテム 特徴となる部分」で検索
・いつ売れた物なのか、入札数はどうなのかを確認する
・送料の負担先や状態を確認する
文にすると長いですが、実際慣れてしまえば1つ当たり数分で相場を調べることが可能です。
慣れないと判断に迷ってしまうこともあるかもしれませんが、迷った際は高くつけておくことをオススメしています。
もし売れ残ったら安くするだけなので、ノーリスクです。
相場は色々な物を調べれば調べるだけ自分のスキルが上がってきます。
そういった積み重ねが自分の感性を高め、判断に迷った時の微妙な金額の差を経験で埋めてくれることになるのです。
是非売ろうと思っているものがあるときは適当に値段を決めるのではなく、相場を調べてから決めるようにしてみてください。
おわり
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