【買ってよかった!!】マウンテンジャケットのサイズ感は?失敗しない選び方をレビュー
\ この記事がオススメな人 /
- THE NORTH FACEのマウンテンジャケットのサイズ感やサイズの選び方を知りたい人
- マウンテンジャケットは本当に良いのかレビューを知りたい人
- マウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットの違いを知りたい人
THE NORTH FACE(ノースフェイス)の MOUNTAIN JACKET(マウンテンジャケット)はGORE-TEXを使用したハイスペックなマウンテンパーカーです。
毎年、発売と同時に完売してしまうほど人気のある「マウンテンジャケット」ですが、店頭ではなかなか売っておらず試着ができません。
運よくネットで売っていたとしても、「試着ができないし値段も高い…」「迷っている間に売り切れちゃう…」ということがよくあります。
しかし、せっかく買うからにはサイズ選びで失敗したくないですよね。
\ この記事の著者 /
この記事では、リユースショップに15年以上勤めている私が、マウンテンジャケットを「実際に着てみたサイズ感」や「着用してみてのリアルな感想」を記事にしています。
数多くのジャケットを見たり着たりしてきたからこそわかる情報なども解説しています。
\ この記事を読んで得られること/
- マウンテンジャケットの機能とおすすめポイント
- マウンテンジャケットとサイズ感と選び方
- マウンテンジャケットを実際に着てみたレビュー
- マウンテンライトジャケットとの違い
大体のサイズは自分でわかっていると思いますが、「MかL」「LかXL」などのように二択で迷ってしまいますよね。
そんな時にどっちを選んだらいいのかメンズ、レディースともにサイズの選び方を解説しています。
結論からいうと、サイズを二択に絞って大きいほうを買うのがオススメです。
また、「マウンテジャケット」に似た、「マウンテンライトジャケット」というモデルがあるのですが、その違いについても解説していきます。
マウンテンジャケットのアイテム情報はメンズとレディースで異なる
マウンテンジャケットの基本的な情報は以下のようになります。
- ブランド:THE NORTHFACE(ザ・ノース・フェイス)
- モデル名:MOUNTAIN JACKET(マウンテンジャケット)
- 価格:58,300円
- 型番:NP61800(メンズ)、NPW61800(レディース)
- カラー:5種類(メンズ)、4種類(レディース)
- サイズ:XS~XXL(メンズ)、S~XL(レディース)
- 重量:810g(メンズLサイズ)、735g(レディースLサイズ)
メンズとレディースでは異なる点がいくつかあるので、解説していきます。
カラーはメンズとレディースで異なる
メンズカラー
レディースカラー
メンズよりもレディースのほうが、1色少ないです。
メンズのほうが、派手な色が多く、アウトドアな場面に適したカラーになっており、レディースは落ち着いた色が多く、タウンユースに適した色となっています。
メンズとレディースでは型番が違う
メンズはNP61800ですが、レディースはNPW61800となります。
メンズとレディースではサイズ感、ボタンの向きも異なるので、注意が必要です。
機能面はメンズとレディース同じなので、安心してください!
マウンテンジャケットは雪山でも使えるハイスペックなアウター
マウンテンジャケットは、ノースフェイスのアウターの中でも上位モデルになります。
機能性が非常に高く、タウンユースだけではなく、雪山などのアウトドアな場面でも使えます。
細部にまでこだわって作られたマウンテンジャケットには他のマウンテンパーカーにはない機能が多数あります。
その中でも特にオススメの機能は4つです。
- スキーやスノボで必須のパーツ!スノーカフ
- 様々な気温に対応できる、ジップインジップシステム
- 最強の素材GORE-TEX
- 体温調整を可能にするベンチレーション
スキーやスノボで必須のパーツ!スノーカフ
スノーカフとは裾分の内側に付属している雪が服の中に入ってくるのを防ぐものです。
スキーやスノーボードで着用するならば必須のパーツです。
しかし、タウンユースでのみ使いたい場合には、邪魔ですよね。
ジップで繋げているだけなので、必要がない場合には外すこともできます。
様々な気温に対応できる、ジップインジップシステム
アウターの中にもう1枚インナーのジャケットを着ると当然2枚着こむことになりますが、ジップインジップシステムは、ジャケット同士をジップでつなぎ合わせることによって、2枚を1着にすることができます。
防寒対策としての役割はもちろんですが、つなぎ合わせることでいちいち2回着なければいけないという手間も省けます。
しかし、すべての商品とつなぎ合わせることができるわけではないので、注意が必要です。
同じ種類のジッパーなら他社の物でも付きますよ!
最強の素材GORE-TEX
GORE-TEX(ゴアテックス)とは、「防風・防水・透湿性」の3つを兼ね備えた素材です。
ゴアテックスには寿命がないので、年数と共に性能が落ちてしまうといったこともありません。
- 防風
-
風が服の繊維を通って中に入ってくることがないため、体が冷えるといったことがなくなります。
- 防水
-
雨や雪が降っても、弾いてくれるので、染み込んで服が濡れることがありません。
急な天候不良にも対応できる万能な機能です。 - 透湿性
-
服の中にこもってしまった熱や汗を外にだしてくれることで、快適に着用し続けることが可能です。
外からは入れないが、中からは外に出せるようになっています。
ゴアテックスについて、もっと詳しく知りたい場合はこちらの記事で詳しく解説しています。
体温調整を可能にするベンチレーション
ベンチレーションとは通風をよくするために脇の下に装着されたジップのことです。
ベンチレーションを開くことで風の通りが良くなり、微妙な体温調節を行うことができます。
スノーボードやスキーなどアクティブな動きをしている時は、このベンチレーションがかなり役立ちます。
マウンテンジャケットのサイズ感は大きめ
結論から言ってしまうと、マウンテンジャケットは一般的なサイズよりも大きめに作られています。
ジップインジップで中にフリースやダウンを着るのであれば、公式サイトに記載のサイズ表を目安に購入するのでも問題ありませんが、マウンテンジャケット1枚をジャストサイズで着たい場合は、小さいサイズを買うのがオススメです。
公式のサイズ表は目安程度に考えておくべき
ノースフェイスの公式サイトにサイズ表が掲載されています。
メンズ | 身長 | チェスト(胸囲) |
---|---|---|
XS | 155~165 | 70~84 |
S | 160~170 | 80~88 |
M | 165~175 | 84~92 |
L | 170~180 | 88~96 |
XL | 175~185 | 92~100 |
XXL | 180~190 | 96~104 |
レディース | 身長 | バスト |
---|---|---|
S | 150~160 | 76~84 |
M | 155~165 | 80~88 |
L | 160~170 | 84~92 |
XL | 165~175 | 88~96 |
大まかにはこのサイズ表を信じてもらって問題ありませんが、あくまで目安程度にはしたほうが良いです。
理由はこのあと詳しく解説します。
サイズ表通りのサイズを実際に着たら大きかった
私の身長は176cmで、体重は60kgとやや痩せ型の体型です。
先ほど解説した、サイズ表を参照にすると、LサイズかXLサイズが適正なサイズなので、XLサイズを着用しましたが、サイズ感的には大きめでした。
腕を伸ばした状態で、袖口が手の半分くらいまで隠れます。
裾もお尻が半分隠れるくらいの長さになりました。
シルエット的には少しダボっとした印象を与える感じのサイズ感です。
最初は「少し大きいな」と思いましたが、ジップインジップで中にフリースを入れたらサイズ感的にはちょうどよくなったので、ジップインジップで使うのであれば、大きいほうがオススメです。
サイズの選び方:メンズとレディースで注意が必要
先ほども紹介しましたが、マウンテンジャケットはメンズの型番がNP61800で、レディースの型番はNPW61800となります。
\ メンズ詳細情報/
サイズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
XS | 70 | 54 | 43 | 63 |
S | 72 | 56 | 44 | 66 |
M | 74 | 58 | 46 | 68 |
L | 76 | 60 | 47 | 70 |
XL | 78 | 62 | 49 | 72 |
XXL | 80 | 64 | 50 | 75 |
\ レディース詳細情報/
サイズ | 着丈 | 身幅 | 肩幅 | 袖丈 |
---|---|---|---|---|
S | 65 | 51 | 41 | 60 |
M | 67 | 53 | 43 | 62 |
L | 69 | 55 | 44 | 64 |
XL | 71 | 57 | 46 | 66 |
1サイズ上がると2cmずつ大きくなります。
レディースのXLはメンズのSサイズに相当しますので、好きなカラーが「メンズにしかない」「レディースにしかない」場合には参考にしてください。
\ 失敗しないサイズの選び方/
サイズをSかM、MかLのように2択にまで絞ってください。
メンズ | 身長 | チェスト(胸囲) |
---|---|---|
XS | 155~165 | 70~84 |
S | 160~170 | 80~88 |
M | 165~175 | 84~92 |
L | 170~180 | 88~96 |
XL | 175~185 | 92~100 |
XXL | 180~190 | 96~104 |
レディース | 身長 | バスト |
---|---|---|
S | 150~160 | 76~84 |
M | 155~165 | 80~88 |
L | 160~170 | 84~92 |
XL | 165~175 | 88~96 |
このサイズ表を確認してもらえれば、簡単に2択まで絞れます。
基本的には身長を基準に考えてもらえば問題ありません。
サイズ表を確認して2択まで絞ってもらえば、大きくサイズで失敗することはありません。
あとはどのように着たいかを考えて「小さいほう」にするか「大きいほう」にするか絞るだけです。
小さいサイズがおすすめな人 | 大きいサイズがおすすめな人 |
---|---|
ジップインジップをほとんど使わない ジャストサイズで着たい | ジップインジップを使いたい オーバーサイズで着たい スキーやスノボでも着たい |
ジップインジップを使いたい場合やスキーやスノボで着たい場合は、中に着こむ枚数が増える為、大きいサイズがオススメです。
タウンユースで使う場合には、ジャストサイズにしたいのか、オーバーサイズで着たいのかの判断だけで大丈夫です。
オススメはオーバーサイズで着るのがトレンドなので、大きいサイズを選ぶことです。
マウンテンジャケットのレビュー:夏以外ずっと着られるオススメのアイテム
機能面やサイズ感などの解説をしてきましたが、実際にマウンテンジャケットを着てみての感想はどうだったのか、良い面や悪い面を包み隠さずにレビューします。
暖かさ:マウンテンジャケット1枚だと冬は厳しい
マウンテンジャケットはGORE-TEX(ゴアテックス)を使用しているので、「防風」「防水」「透湿性」に優れていると解説しましたが、実は保温性がありません。
その為、気温自体が低い冬には1枚だと厳しいです。
しかし、その難点を解消してくれるための「ジップインジップシステム」ですので、暖かさは気にする必要がありません。
「ジップインジップ」は、同じ形のジッパーなら他社製品も含め、何でも取り付けが可能ですが、ダウンジャケットかフリースを付けるのがオススメです。
ダウンジャケットなら、オススメはアコンカグアジャケット。
フードがあるモデルもありますが、フードのないジャケットタイプが良いです。
フリースなら、デナリジャケットがオススメ。
タウンユースで使うなら、真冬でもフリースで十分暖かいです。
他にも自分で探してみたい人はこちらから検索してみてください。
\ 防寒機能UP!ジップインジップで3つ使い道!! /
着心地や使いやすさ:ポケットも多く柔らかい生地感
GORE-TEXを使用したマウンテンパーカー(ハードシェル)と聞くと、シャカシャカした硬いイメージを持っている人もいるかと思いますが、マウンテンジャケットはコットン地のような柔らかい素材を使用しています。
袖口はマジックテープで止めるだけなので、自分の好き大きさに調整できるため、脱着もしやすいです。
袖口を絞れば、風とかも入ってきにくくなるので、防寒にもなります。
フロントはジッパーとマジックテープです。
ジッパーをして、そのあとボタンで留めるタイプのアウターも多いので、マジックテープというは非常に楽です。
スノーボードとかやっていると特に重宝しますよ!
ポケットが外側と内側に左右2つずつの計4か所あります。
どちらも収納力があるので、全然入らないといった不自由をすることはありません。
撥水ジップを使用しているので、スマホとかを入れても安心です。
コーディネート:何にでも合うが細身のパンツとの相性は抜群
マウンテンジャケットはメンズ・レディース問わずにコーディネートしやすく何にでもあうアウターウェアです。
定番のデニムパンツやスキニーパンツとも相性は抜群です。
靴もスニーカーからブーツまで幅広く合わせることができるので、コーディネートに困ることはありません。
スカートやワンピース、太めのパンツと合わせても問題ありません。
マウンテンライトジャケットとの5つの違い
マウンテンジャケットを調べている中で、マウンテンライトジャケットも出てきたのではないでしょうか?
結論からいうと、マウンテンライトジャケットはマウンテンジャケットの兼価版です。
このような言い方をしてしまうと、悪く思うかもしれませんが、マウンテンジャケットの機能性などが良すぎるだけで、一般的に見ればマウンテンライトジャケットも十分、機能性の高い商品です。
\マウンテンライトジャケットがオススメな人/
- タウンユースメインで使いたい人
- 出来る限り価格は抑えたい人
- 一般的にみて機能性が高ければ十分な人
サイズは微妙に異なりますが、ほとんど同じサイズ感です。
細かく挙げればもっとたくさんあるのですが、比較するときに気にすべき違いは以下の5つになります。
- 価格
- 種類
- 見た目
- 素材感
- 機能性
簡単に解説しますが、もっと詳しく知りたい人はこちらの記事も参考にしてください。
価格:マウンテンライトジャケットのほうが約1万5千円安い
- マウンテンジャケット:58,300円
- マウンテンライトジャケット:41,800円
16,500円の差があります。
種類:サイズやカラーの選べる幅が違う
マウンテンジャケット | マウンテンライトジャケット | |
---|---|---|
サイズ(メンズ) | XS~XXL | S~XXL |
サイズ(レディース) | S~XL | S~XL |
カラー(メンズ) | 5種類 | 6種類 |
カラー(レディース) | 4種類 | 4種類 |
サイズはほとんど差がありませんが、カラーには大きいな違いがあります。
メンズカラー
マウンテンジャケット
マウンテンライトジャケット
レディースカラー
マウンテンジャケット
マウンテンライトジャケット
「マウンテンライトジャケット」のほうが、タウンユースで使いやすい色が多く、色のバリエーションも豊富です。
見た目:袖の切り替えとフロントボタンの有無
見た目の大きな違いは2つです。
- 袖の切り替え
- フロントボタンの有無
マウンテンジャケット
マウンテンライトジャケット
大きな差ではないですが、マウンテンジャケットのほうが、ボタンがない分、シンプルな印象を受けます。
素材感:マウンテンジャケットのほうが柔らかい
素材はマウンテンジャケットとマウンテンライトジャケットではことなります。
- マウンテンジャケット
150D(デニール) GORE-TEX Plain Woven(2層) - マウンテンライトジャケット
70D(デニール) GORE-TEX 2レイヤー(2層)
デニールというのは簡単に言ってしまうと生地の厚さです。
150Dと70Dでは倍以上の差がありますので、マウンテンライトジャケットのほうが生地が薄く、防寒面でもわずかに劣ります。
しかし、生地が薄いので折りたたんでバッグの中に入れやすいというメリットもある為、タウンユースのみで使う場合であれば、オススメです。
触った感じは、マウンテンライトジャケットのほうがシャカシャカした感じが強く硬いです。
機能性:雪山用の使用が全てなくなっている
機能面では、タウンユースのみで使う場合はさほど影響しない所ばかりです。
具体的には以下の2つです。
- ベンチレーションの有無
- スノーカフの有無
どちらもスノーボードやスキーをしない限りは滅多に使わない機能です。
「ジップインジップ」はマウンテンライトジャケットにも搭載されているので、タウンユースで使う分には全く問題ありません。
もちろんGORE-TEXも使用しているので、「防風」「防水」「透湿性」も安心です!
まとめ
この記事では、マウンテンジャケットの機能性やサイズ感について解説してきました。
この記事の内容をまとめると以下のようになります。
\この記事のまとめ /
- カラーやサイズの種類はメンズとレディースで異なる
- マウンテンジャケットはタウンユースだけでなく、スノーボードやスキーでも使える
- マウンテンジャケットは大きめのサイズ感
- 用途やファッションスタイルによってサイズを考える
- 何にでも合うのでコーディネートもしやすい
- マウンテンライトジャケットはマウンテンジャケットの廉価版
マウンテンジャケットもマウンテンライトジャケットもどちらもデザインが良くオススメの商品です。
サイズ感は大きめですが、オーバーサイズで着るのがトレンドなので、さほど気にする必要はありません。
夏以外はずっと着ていられるアウターなので、1枚持っていると万能に使えて非常に便利!
この記事を読んでサイズ感や買った後の着用イメージをしてもらえると嬉しいです。
おわり
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