【評判】 アークテリクス ベータSL ハイブリッド レビューまとめ
アークテリクスのベータ SL ハイブリッドが気になっているけど、高いし実際そんなにいいのかな…
そんな疑問や不安を持っている人も多いはずです。
私自身も同じように不安や疑問を抱え、悩みに悩んだ結果、購入しましたが、結果的にすごく満足していて、今では一番着ているアウターになっています。
どうしてベータSLハイブリッドを購入したのか、実際に着てみてどうだったのか、その理由や感想を徹底解説します。
・べータSLハイブリッドを買うまでの経緯
・調べてわかったベータSLハイブリッドの魅力と選び方
・実際に着てみてのメリット・デメリット
・ネットに出ている口コミのまとめ
残念ながら「ベータSLハイブリッド」は廃盤となってしまいました。変わりに後継モデルとして「ベータジャケット」が販売されています。性能自体は「ベータSLハイブリッド」とほとんど変わっていませんので、このレビュー記事を参考にしてもらえると嬉しいです。
Beta SL Hybrid(ベータSLハイブリッド)を買うまでの経緯
私は Beta SL Hybrid を買うまで、1か月以上悩みました。
何故かというと純粋に価格が高いのと買って失敗したくなかったからです…
・売っているお店で店員さんに話を聞く
・実際に試着
・ネットで調べる
・他商品などと比較
自分がやれるだろうなと思うことは大体やりつくし、 Beta SL Hybrid を購入することを決心しました。
きっかけはGORE-TEXを使用したマウンテンパーカー
私が Beta SL Hybridを買おうかなって思った最初のきっかけは 、GORE-TEX(ゴアテックス)を使用したマウンテンパーカーが欲しかったからです。
・防風・防水・透湿性が高い
・軽量でコンパクトに収納も可能
・自宅で洗濯ができる
・しっかりと手入れすれば、機能が落ちることはない
GORE-TEXを使っているマウンテンパーカーの中から、自分がもともと知っているブランドやモデルの中から比較して決めようと思って候補を絞りました。
Beta SL Hybrid(ベータSLハイブリッド)ってどうゆう意味?
私は Beta SL Hybrid を知っていたので、選択肢の一つにはすぐ入りましたが、アークテリクスについてすごい詳しいわけではなかったので、色々調べることにしました。
モデル名に出てくる「Beta」とか「SL」って何?
普通のモデル名って「マウンテン〇〇ジャケット」とか「ハードシェル〇〇」とかそうゆう感じの名前で、見れば何となく意味がわかるような名前がついていることが多いですが、アークテリクスは違います。
ARC’TERYX のジャケットは着丈+生地でモデル名が決まっています。
アークテリクスのジャケットを買う際は着丈と生地の種類を選ぶことで自分に合った最高の一枚が手に入るのです。
着丈の長さを表すBeta(ベータ)
Betaとは着丈の長さを指します。
Betaの他にAlpha(アルファ)、Theta(シータ)があります。
Theta(お尻が隠れるくらい) ⇒ Alpha(お尻が半分くらい隠れる) ⇒ Beta(腰下くらい)
生地の丈夫さを表すSL(エスエル)
SLとは生地のことを指します。
SLの他にLT、FL、AR、SVがあります。
- SV(SEVERE CONDITIONS)
⇒どんな場所にも適応できる最も丈夫な生地 - AR(ALL ROUND)
⇒あらゆる天候からも身を守ることができる万能な生地 - FR(FAST & LIGHT)
⇒スピードを伴う移動で高いパフォーマンスを発揮する生地 - LT(LIGHT WEIGHT)
⇒軽量で優れた耐久性を持つ生地 - SL(SUPER LIGHT)
⇒超軽量でコンパクト収納も可能な生地
SV⇒AR⇒FL⇒LT⇒SL
Hybridとは後継モデルの意味
Beta SL Hybrid は後継モデルになります。
その前にZeta SL(ゼータSL)、そのまた前にBeta SLがあります。
発売された順に並べると発売順
Beta SL ⇒ Zeta SL ⇒ Beta SL Hybrid
その都度少しずつ改良されて、今のモデルであるBeta SL Hybritdが誕生したのです。
ですので、Hybridに意味があるというより、初代Beta SLと分ける意味合いで使われていると思っていてもらったほうがわかりやすいと思います。
色々アークテリクスのマウンテンパーカーについて調べた結果、値段や機能面など相対的に考えて、自分に最適なのは Beta SL Hybrid だなと思ったので、アークテリクスを買うならBeta SL Hybrid にしようと思いました。
他商品との比較検討
GORE-TEXのマウンテンパーカーであれば、THE NORTH FACEやMAMMUT、patagoniaなど色々なブランドから出されているので、それぞれ比較しましたが、私がGORE-TEXのマウンテンパーカーを買う上で重視したポイントは3つ。
デザイン性・軽量性・収納性
この部分に関しては、、このあと詳しく解説しますが、総合的に一番自分の理想に近かったモデルが Beta SL Hybrid でした。
機能面はGORE-TEXさえ使っていてくれれば細かい差は気にしていません。
購入場所の検討
いざ買おうと思ったときに、直接お店に行って買うのか、ネットで買うか少し迷いました。
早く欲しい人は、店頭で直接買う1択です。
私は1か月以上、悩んで買おうと決心したくらいなので、そこで数日くらい手元にくるのが遅くてもいいと思い、ポイント欲しさにネットで購入することにしました。
個人的には楽天で買うことをオススメしています。
Beta SL Hybridと他の商品との違い
Beta SL Hybrid を購入するまでの大まかな流れは解説しましたが、他商品と比較することで Beta SL Hybridの魅力がさらに増しました。
具体的に他商品とは「どんな商品」で「どこを比べた」のか深堀して解説していきたいと思います。
ブランド名 | モデル名 |
ARC’TERYX | Beta SL Hybrid |
THE NORTH FACE | Mountain Light Jacket |
MAMMUT | Nordwand Light HS Hooded Jacket |
patagonia | Calcite Jacket |
自分が購入する際の判断基準は、デザイン・軽量性・収納力
総合的に判断して、自分が使用する場面(普段使い用)に一番適したものが Beta SL Hybrid でした。
Beta SL Hybridのデザイン性
私は比較的細身の体格(177cm、60kg)なのでタイトでスタイリッシュなデザインだったのが気に入ったポイントの一つです。
人間工学三次元(e3D)構造というものを使用し、立体的に見えるようなっているのがポイントで、他のブランドにはあまりない特徴です。
特に首回りがペタッとしていないのがカッコいいなって思っています。
※赤枠で囲ってあるところが立体的になっています。
着用画像だとわかりやすいですね。
普段使いしたいということもあり、GORE-TEXさえ使っていれば、それ以上のスペックや上位モデルというのはそこまで求めていなかったので、デザイン重視でした。
ロゴが刺繍で入っているのもカッコイイですよね。それもポイントの一つです。
Beta SL Hybridの 軽量性
軽量性は調べた結果、軽いか軽くないかのどちらかでした。
ブランド名 | モデル名 | 重量 |
ARC’TERYX | Beta SL Hybrid | 360g |
THE NORTH FACE | Mountain Light Jacket | 705g |
MAMMUT | Nordwand Light HS Hooded Jacket | 226g |
patagonia | Calcite Jacket | ? |
※サイズによって多少の差はあります。
軽量であれば生地が薄いのでコンパクトに折りたたむことも可能ですが、耐久性や保温性に難が出てきますが、重たさが生地がそのぶんしっかりとするので、耐久性や保温性が上がります。
私の場合は、車移動とかが多いのもあるため、保温性や耐久性よりも軽量性や持ち運びに便利なものを優先しました。
Beta SL Hybridの 収納力
簡単にいってしまうとポケットの多さや広さです。
私は基本、カギとスマホ、財布くらいしか持ち歩かないので、バッグを持たずに出歩くことも多いで、ジャケットを着るときはポケット必須です。
ズボンのポケットにいれればいいんじゃない?
って思うかもしれないですが、ズボンのポケットに鍵入れると鍵が足にぶつかって痛かったり、しゃがんだり座ったりするときに邪魔なんですよね…
なので、スマホくらいであればズボンでもいいですが、できれば上着にも収納が欲しいと思いました。
ポケットに入れたときにジップが付いている安心感も重要ですね。
胸ポケットしかついていないっていうジャケットも結構あるので、デザインだけでなく実際に使っている姿を想像することも大切です。
Beta SL Hybritdを実際に着てみてのレビューとネットでの口コミ
実際に買って着てみた結果、満足はしていますが、100%満足しているかと言われれば、そうゆうわけではありません。
少なからずの悪かった点がありますので、ネットでの口コミなども交えて解説していきたいと思います。
実際に着てみた感想
機能面やデザイン面は非常に満足しています。
一番のメリットは中に着る物を考えれば夏以外はどのシーズンでも着られるということです。
GORE-TEXという素材には「防風性」や「防水性」といった機能はついていますが、保温性は備えていないため、真冬には適していません。
しかし、中に少し厚手の物を着れば真冬でも全然問題なく街を歩くことができます。
真冬のときATOM LT(アトムLT)を中に着ていることが多いです。
Beta SL Hybridで防風性、Atom LTで保温性を確保しています。
基本的には満足していますが、GORE-TEX製品はメンテナンスをしっかりしないと内側の生地が劣化してしまうので、普通のジャケットとかよりも気を遣う必要があるのが難点です。
他のブランドの物でも同じことが言えますが、裏地が剥離してしまいます。
画像は劣化によりシムテープが剥がれてしまい、裏地が剥がれてしまった状態です。
過去にこういった状態になっているGORE-TEX製品を多数見てきました。
皮脂に含まれてる成分と生地に含まれている成分が結合してしまい剥離が起こります。
なので、1年に1度くらいは手洗いなどで洗うことで寿命を延ばすことができます。
ネットに出ていた口コミ・レビューのまとめ
サイズを一つ小さいサイズにすればよかったなどというコメントはありましたが、調べた限りは悪い評価一つもありませんでした。
見た目の良さはもちろん、軽量性や防風性、防水性の高さに感動したとのコメントもありました。
私自身も1サイズ小さいものを買いましたが、サイズは大きめに作られているので、普段着ているサイズより1サイズ落としたサイズがオススメです。
まとめ
デザイン性、機能性が抜群に高くてやっぱりおススメです。
普段使いからキャンプなどのレジャー、軽い運動など用途が幅広いのも魅力的です。
シンプルなデザインで色々なコーディネートがしやすかったり、1年のうち、夏以外という長い期間着用可能なアイテムなので重宝します。
買って後悔するようなことは絶対にありませんので、Beta SL Hybridを着てファッションやレジャーを楽しみましょう。
おわり
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