アークテリクス「アトム」のサイズ感と失敗しない選び方【ヘビーウェイトフーディ・ジャケット】

この記事では、ARC’TERYX(アークテリクス)のATOM(アトム)シリーズについて徹底解説しています。

の記事がオススメな人

  • アトムシリーズの種類や違いが知りたい
  • サイズ感や着用イメージが知りたい
  • 実際に買った人の口コミや評判が知りたい
悩む男性

アークテリクスの服って高機能でカッコいいんだけど、値段が高いから悩んじゃうんだよな…

アークテリクスの「アトムシリーズ」は保温性、軽量性、撥水性を持つ高機能でデザイン性の高いアウター。アークテリクスの全社員が持っていると言われ、どの種類も人気が高く、即完売のアイテムばかりです

実店舗だとあまり売っていないため、購入する場合はネットで…という人が多いのではないでしょうか。しかし、アトムシリーズは種類も多く、サイズ感などを確かめずに購入するのは抵抗がある価格設定ですよね…

この記事では、そんな人のためにアトムの種類やサイズ感、着用イメージから失敗しない選び方まで他の記事よりも詳しく解説しています。私自身もアトムシリーズはお気に入りの洋服で何種類か実際に持って着用しています。

実際に着用してみて感じたメリット・デメリットや他の人の口コミ・評判なども紹介していますので、ぜひ購入する際の参考にしてください。

最後まで記事を読むのがめんどくさい人のために、この記事の内容をまとめると以下のようになります。

の記事のまとめ

  • 2023年よりモデルチェンジして名称が変更になった
  • アトムシリーズはどれも高機能でデザインも◎
  • 普通の服よりも少し大きめのサイズ感
  • どのモデルも口コミ・評判が良い
  • アトムシリーズを何種類も買ったけど後悔したものは1つもない
ぼたもち

真冬だけ着られればOKな人はヘビーウェイトフーディかヘビーウェイトジャケットがオススメ!!

ぼたもち

インナーダウンのような感覚で肌寒い日に羽織ったり、寒い日に重ね着して防寒したい場合はアトムフーディやアトムジャケット、アトムベストがオススメ!

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この記事でわかること

【全5種類】アークテリクス「アトム」の失敗しない選び方

アークテリクスのアトムシリーズにはいくつか種類があるので紹介します。

現行モデルは「Hoody(フーディ)」「Jacket(ジャケット)」「Vest(ベスト)」の3種

現行のアトムシリーズには全部で3つの形があります。この中から自分の好みのデザインを選びましょう。一番人気はHoody(フーディ)です。

違いのモデル解説

Hoody(フーディ)

フードが付いており、前がフルジップになっているモデル

Vest(ベスト)

フードが付いておらず、 前がフルジップで袖がないモデル

Jacket(ジャケット)

フードが付いておらず、 前がフルジップになっているモデル

サイズ比較のところで詳しく解説しますが、どのモデルを選んでもらっても、サイズ感はほとんど同じです。

中綿の量は「アトムヘビーウェイト◯◯」と「アトム◯◯」の2種

次に中綿の入っている量(生地の厚さ)でモデルの名称に「ヘビーウェイト」が入るか入らないかが決まります。

旧モデルでは3種類選べましたが、現行モデルでは2種類に減っています。

旧モデル(2022年以前)新モデル(2023年以降)
・AR(オールラウンド)
・LT(ライト)
・SL(スーパーライト)
・アトムヘビーウェイト〇〇
・アトム〇〇

ARがアトムヘビーウェイト◯◯になり、LTがアトム◯◯になっています。SLの後継モデルは2024年現在ではありません。◯◯の部分にはフーディやジャケットなど形の名前が入ります。

アトムシリーズのスペックを比較

アトムの中でも一番人気のフーディシリーズでスペックの解説をします。他の形違いのモデルも価格や重量は違えど基本的な機能は同じです。

スクロールできます
アトムヘビーウェイト
フーディ
アトムフーディ
着用時期の目安12月〜3月10月〜5月
使用用途アウトドア
タウンユース両対応
アウトドアよりも
タウンユースより
保温性
防風性
撥水性
中綿量コアロフト120
インサレーション
コアロフト60
インサレーション
重量
(Mサイズ)
475g
(ブロッコリーと同じ重さ)
370g
(レタスと同じ重さ)
正規品価格¥59,400¥49,500

アトムシリーズのサイズ感は1サイズ大きい

アークテリクスはアメリカのサイズ表記のため、1サイズ大きいです。

つまり、普段Mサイズの人はSサイズ、Lサイズの人はMサイズというような感じで1サイズ小さいサイズを選ぶのがオススメ。アトムの種類は多いですが、どの種類でもサイズ感はほとんど変わりません。

サイズ表の比較

スクロールできます
XSサイズSサイズMサイズLサイズXLサイズ
ヘビーウェイト
フーディ
前身頃:65cm
後身頃:69cm
身幅:53cm
肩幅:46cm
袖丈:62cm
前身頃:67cm
後身頃:70cm
身幅:55cm
肩幅:48cm
袖丈:64cm
前身頃:68cm
後身頃:72cm
身幅:57cm
肩幅:51cm
袖丈:66cm
前身頃:70cm
後身頃:75cm
身幅:62cm
肩幅:54cm
袖丈:67cm
前身頃:74cm
後身頃:78cm
身幅:68cm
肩幅:57cm
袖丈:68cm
アトムフーディ前身頃:63cm
後身頃:67cm
身幅:53cm
肩幅:46cm
袖丈:62cm
前身頃:65cm
後身頃:69cm
身幅:55cm
肩幅:48cm
袖丈:63cm
前身頃:67cm
後身頃:71cm
身幅:58cm
肩幅:51cm
袖丈:66cm
前身頃:69cm
後身頃:74cm
身幅:63cm
肩幅:53cm
袖丈:67cm
前身頃:71cm
後身頃:76cm
身幅:66cm
肩幅:56cm
袖丈:68cm
ヘビーウェイト
ジャケット
前身頃:63cm
後身頃:67cm
身幅:52cm
肩幅:46cm
袖丈:63cm
前身頃:65cm
後身頃:69cm
身幅:56cm
肩幅:48cm
袖丈:64cm
前身頃:67cm
後身頃:71cm
身幅:58cm
肩幅:50cm
袖丈:66cm
前身頃:70cm
後身頃:74cm
身幅:63cm
肩幅:54cm
袖丈:69cm
前身頃:73cm
後身頃:77cm
身幅:65cm
肩幅:56cm
袖丈:71cm
アトムジャケット前身頃:65cm
後身頃:67cm
身幅:51cm
肩幅:46cm
袖丈:63cm
前身頃:66cm
後身頃:69cm
身幅:53cm
肩幅:48cm
袖丈:64cm
前身頃:69cm
後身頃:71cm
身幅:56cm
肩幅:51cm
袖丈:66cm
前身頃:71cm
後身頃:74cm
身幅:60cm
肩幅:53cm
袖丈:67cm
前身頃:73cm
後身頃:77cm
身幅:66cm
肩幅:56cm
袖丈:68cm
アトムベスト前身頃:64cm
後身頃:66cm
身幅:48cm
肩幅:42cm
前身頃:66cm
後身頃:69cm
身幅:52cm
肩幅:44cm
前身頃:68cm
後身頃:72cm
身幅:56cm
肩幅:46cm
前身頃:71cm
後身頃:75cm
身幅:59cm
肩幅:48cm
前身頃:74cm
後身頃:77cm
身幅:64cm
肩幅:52cm
複数サイトの情報をまとめているため、多少の誤差がある場合がございます。

サイズごとの着用イメージ

Sサイズの着用イメージ

着用アイテム:アトムフーディ
着用サイズ(タグ表記):S
身長:175cm
体重:–

着用アイテム:ヘビーウェイトフーディ
着用サイズ(タグ表記):S
身長:160cm
体重:–

着用アイテム:アトムベスト
着用サイズ(タグ表記):S
身長:171cm
体重:–

着用アイテム:着用サイズ(タグ表記):S
身長:163cm
体重:–

Sサイズがオススメな人
  • 160cm前半
    ⇒大きめに着たい
  • 160cm後半
    ⇒標準体型の人
  • 170cm前半
    ⇒痩せ型の人

普段S~Mサイズを着用している人にちょうど良いサイズ感になります。

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Atom(アトム)が人気で選ばれる3つの理由!

アトムにはたくさんの良い点がありますが、その中でも特にオススメだと感じた点を厳選して3つだけ紹介します。

保温性や断熱性が高いので、ダウンのような暖かさ

アトムはコアロフトという素材を使用しているため、保温性や断熱性が非常に優れています。実際に旧モデルのアトム LT Hoodyと新モデルのアトムヘビーウェイトフーディを着ていきますが、どちらもタウンユースで使うには十分なくらい暖かさです。

撥水性もあるので、多少の雨や雪なら問題なく着られる。急な天候不良にも対応できるのも、おすすめポイント。

アロフトとは

  • アークテリクスが独自に開発した高機能な化繊の中綿素材
  • ダウンと同じくらいの保温性や断熱性
  • 速乾性や通気性も兼ね備えているため湿気に強い。

≫アトムの口コミをチェック

ぼたもち

Beta SLをアトムの上に羽織って氷点下の山にも行きますが、まったく問題ありません。

軽量かつ湿気に強いので、長時間着ていても不快感がない

ダウンや中綿ジャケットを選ぶ理由の一つとして、軽量さを求めている人も多いと思います。もちろんアトムもコアロフトを使用している為、一番綿の入っているヘビーウェイトフーディでも475g(ブロッコリーひとつ分)と非常に軽量です。

また、長時間着ていても蒸れないので不快感がほとんどありません。

ダウンジャケットの重たさの一例
スクロールできます
ブランド名モデル名重量
CANADA GOOSEJASPER1300g
THE NORTH FACEBaltro Light Jacket910g
DESCENTE 
ALLTERRAIN
水沢ダウン985g
UNIQLOシームレスダウンパーカ700g
patagoniaDown sweater hoody370g
重量は測り方による若干の誤差があります。
ぼたもち

アトムを着るようになってからは、厚手のアウター特有の熱がこもる不快感や洋服の重たさで肩が凝るといった悩みが解消されました!

細身のデザインなので、着太りして見えない

ダウンジャケットや中綿ジャケットを着ると、着太りして見えるから嫌だ…と思ってなかなか気に入った物に巡りあえていませんでしたが、アトムは細身のデザインで着太りもして見えません

実は、見た目だけの話ではなく、電車や車に乗る時も非常に便利です。

車や車に乗る時も便利な理由

電車の場合、満員電車に乗っている時にダウンジャケットのようなボリュームのあるジャケットだと、より窮屈に感じてしまいます。

また、車に乗る時もボリュームがあると、いちいち脱いだり着たりを繰り返さなければなりませんが、厚みがないので、着用したまま車に載っても邪魔になりません。

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アトムシリーズの口コミ・評判

実際にアトムを購入した人のクチコミや評判を集めてみました。暖かさについてやサイズ感、ここが微妙だという口コミまで幅広く紹介しています。自分が気になっているモデル以外のクチコミも参考になるものが多いで、ぜひ参考にしてください。

アトムヘビーウェイトフーディの口コミ・評判

普段はユニクロや日本規格ノースフェイスではXLサイズ、海外規格のブランドではLサイズを選んでいます。今回はLサイズを購入しました。
アークテリクスの他ものだとスコーミッシュフーディーLサイズを着用しています。同じLサイズですがスコーミッシュフーディーと比べると、着丈はほとんど違いない印象で、こちらの方が若干肩幅身幅に余裕があります。中にニットまたはインナーダウンなどを着れるくらいのゆとりで、丁度良いサイズ感でした。
着心地はまるで布団を着ている柔らかさと暖かさで申し分ありません。それでいてモコモコせずにシュッとしたシルエットなのが魅力。
街着や仕事用のアウター目的で購入しましたが、自宅で洗えるところも嬉しいポイント。
とても良い商品です。

投稿者: 購入者さん /男性/

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最初は割高だと思いましたが、1日着てみると、その機能性に納得致しました。じっとしてればダウンの方が暖かいですが、動いてるうちに暖かさが増していきます。こだわりのあるお店が選んだ逸品だと思います。

投稿者: とくめい1378さん 50代/男性/

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旦那さんに購入しました!
あったかくてめちゃくちゃいいそうです。シンプルでおしゃれらしいです!
168センチ、50キロのスリムな体型で、普段S sizeを着ているのでXSにしました。
大きくも小さくもなくちょうどいいらしいです。

投稿者: りいあさん 30代/女性/

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昨年買おうと思い探したけど思いつくのが遅くどこも売切れで、一年越しにようやく購入できました。
届いた瞬間思ったのはとにかく軽い、着てみてとても暖かい。買ってよかったです。
これから寒くなるので、出番が多くなりそうです。

投稿者: 田舎者0615さん 30代/男性/

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現在の気温は4度で、厚手のロンTの上に着用してみました。
やはりダウンに比べるとそりゃあ寒いですが車移動の買い物等ラフに出かける際には丁度良いしシルエットもすごく良いです!
171/61でブラックのSかMで試着までして悩みましたがSにしたことも良かったです。
商品は折りたたまれてくるのでどうしてもシワが目立ちますが、スチームアイロンして乾燥してからNikiワックス一振りしたいと思います!
商品自体は想像通りですので、来年こそはネイビー系を買いたいと思います!
同じ値段を出せばより暖かいものは買えますが、シルエットは秀逸です。
今期購入したnangaのオーロラダウンの次に良い買い物でした!

投稿者: 購入者さん/男性/

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アトムフーディの口コミ・評判

最近自転車通勤を始めたので防寒着として購入しました。軽いしにわか雨程度なら弾いてくれるし暖かい。アークテリクスの製品は高機能で最高です!

投稿者: kenbo13さん 40代/男性/

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170cm、62キロで、Sサイズを購入。サイズ的には、丁度良く、以前から、ほしかったもので、満足しています。

投稿者:三重ビルさん 50代/男性/

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とても軽量で着心地良く満足です。
168cm70kgガッシリ体型でSでジャストでした。
もうワンサイズ上でも良かったかもしれません。

投稿者:購入者さん /男性/

≫レビュー元はこちら

車で出かけることがほとんどなので、これ位の厚さが調度良い。。。
軽くて柔らかくて暖かい。。。ポケットがもうチョイ深ければ、、、

投稿者:Seven Mileさん 40代/男性/

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予想以上に暖かくて着心地は良いです。もう一回り大きなサイズでも良かったかと思っています。

投稿者:ちゅう6104さん 50代/男性/

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173センチ73キロでMサイズを購入。薄手のインナー1枚とかならSでもいいかもです。重ね着する前提でMサイズを購入。軽くてこれから寒い時期になるので重宝しそうです。人気商品でほしかった色ではなかったですが満足です。

投稿者:さなゆいパパさん 30代/男性/

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「アトム」に関するよくある質問

アトムってダウンを使ってないけど本当に暖かいの?

コアロフトというアークテリクス独自に開発した高機能な化学繊維の中綿素材を使用しているため、暖かいです。

アトムのモデルによっても暖かさは違いますが、ヘビーウェイトであればダウンと同等の暖かさ。

≫クチコミはこちら

日本人の平均体型の場合、サイズはどれ?

日本人男性の平均体型(171cm、66kg)の場合、Mサイズがオススメです。

≫サイズの選び方はこちら

一番人気のモデルは?

2024年の1番人気はヘビーウェイトフーディです。

防風性がないって本当?

アトムには防風機能がついていません。まったくないというわけではありませんが、完全防風ではないため、風が強い日は少し肌寒さを感じてしまう場合もあります。

しかし、ヘビーウェイトであれば中綿の量が多いので風を感じることはほとんどありません。

防風対策
  • 中にニットやインナーダウンを着る
  • 防風性の高いマウンテンパーカーなどを羽織る

撥水と防水ってどう違うの?

防水とは

水を通さないように加工されたもの(例:GORE-TEX

メリットデメリット
水を通さない
効果が長続きする
通気性が悪く、蒸れやすい
蒸れにくい物は価格が高い
撥水とは

水を弾くように加工されたもの

メリットデメリット
通気性が保たれ、蒸れにくい
市販のスプレーなどでも手軽に効果が得られる
防水に比べ水を弾かない
徐々に効果が落ちてくる

市販のもので大丈夫なので、購入時に防水スプレーを使用すると、撥水性が上がるだけでなく、汚れの付着もしにくくなるのでオススメです。

シーズンオフになったらクリーニングに出さないとダメ?

コアロフトは化学繊維のため、水洗いができます。自宅で洗濯できるので、シーズンが終わるたびにクリーニングに出すなどの手間や費用がかかりません。

トムの洗い方

STEP
洗濯する

洗濯ネットに入れて、おしゃれ着用の洗剤を入れて洗濯。通常モードで大丈夫です。

STEP
中の綿を均等に揉み込む

洗濯をすると中綿にかたよってしまう可能性があるので、揉み込んで綿が均等になるようにします。

STEP
平干しをする

濡れて重くなった中綿が下がってこないように、平干しをします。風通しのよいところで数日干して乾かしてください。

アトムってダウン使ってないのに高くない?

ダウンを使用しているモデルに比べれば安いですが、中綿という素材だけで考えてしまうと高いです。しかし、「コアロフト」は特殊な素材なので、他の中綿よりも高性能になっています。

ダウン

素材が「鳥の羽根」を使用しているので、ブランド・ノーブランド関係なく、高価になりやすい。
ノーブランドの物でも1万円以上するものが大半で、ブランド物になれば安くても3万以上はする。

中綿

「ポリエステル」などの化学繊維を使用しているため、安価なものが多い。
ノーブランドの物なら数千円で変えるものがほとんど、ブランド物でも1~2万円出せば変えるものが大半。

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【防寒対策】寒い冬をしのぐための豆知識

どんなに機能性の高いアウターを購入しても、着用に仕方を間違えてしまうとその機能を十分に発揮することができません。ここでは、正しい防寒対策について解説します。

寒さの原因は「気温」「風」「濡れ」

寒さの原因は大きく分けて3つです。

気温

気温が下がることで体内の熱が逃げ、体温が下がり寒さの原因となる。

風を受けることでも体温が奪われ、寒さの原因となる。

濡れ

濡れることで、その水分が気化するときに体温も失われます。雨や雪などはもちろんですが、汗なども濡れの原因。

吸湿・速乾性の高い衣服を選ぶ

寒さを防ぐ上で一番厄介なのが、濡れによるものです。寒いからといって厚着をすれば暖かくなりますが、汗をかいてしまいます。その汗を早く吸収し乾かしてくれるかが重要なポイントです。

場はインナー選びが重要

Tシャツやカットソーなど、コットン(綿)素材のものは、吸湿性がよいというメリットがある反面、乾きにくいというデメリットもあります。

冬場などはコットン100%の素材ではなく、ポリエステルなどの吸収・速乾性の高い素材が含まれたものを選ぶのがポイント。

重ね着する時は目的を考えて組み合わせる

防寒対策をする上で最もよく用いられる手段は、重ね着をすることです。もちろん重ね着自体には防寒の効果がありますが、ただ重ね着をするだけでは、「気温」「風」「濡れ」の3つ原因のうち、「気温」しか解決できません。

「風」「濡れ」を防ぐ上で重要なのが、アウターです。アトムの例で具体的に解説します。

ね着の考え方

スクロールできます
アトムヘビーウェイト
フーディ
アトムフーディ
保温性
防風性
撥水性
中綿量コアロフト120
インサレーション
コアロフト60
インサレーション
アトムヘビーウェイト◯◯の場合

保温性、防風性、撥水性も全て揃っているので、「気温」「風」「濡れ」すべてクリアしていることがわかります。基本は、インナー+アトム ヘビーウェイトのコーディネートで大丈夫です。

インナーをニットなどの厚めのものにしすぎてしまうと汗をかいて逆効果になる可能性もあるので注意。

アトム◯◯の場合

保温性、撥水性は良いが、中綿の量が少ない関係で「ヘビーウェイト」と比べると保温性や防風性が劣ってしまいます。そこで重ね着をすることでARと同等の機能面にすることが可能です。

  • GORE-TEXやWIND STOPPERなどの防風機能がついたマウンテンパーカー
  • フリースなどの厚みのあるアウター

などを重ね着することで防寒対策は万全です。この時の注意点ですが、防風性や撥水性が高いものを上に着て下さい。防風性や撥水性が高いものを一番上に着ることで、服と服の間に溜まった暖かい空気を逃さないため、暖かさを維持することができます。

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まとめ:アークテリクスの「アトム」は買って後悔しない

Atom(アトム)
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • 軽量で高性能なのにリーズナブルな価格
  • ダウンジャケットと同等かそれ以上の暖かさ
  • 車移動や電車移動が多い人には特にオススメ
デメリット
  • ダウンを使っていないのに価格が高い

この記事では、アークテリクスのアトムについて紹介してきました。アトムはアークテリクス独自の化学繊維であるコアロフトを使用した高性能ジャケットです。

モデルによって性能面は異なりますが、

  • ダウンジャケットのように着たい場合は、アトムヘビーウェイト◯◯
  • 気温に合わせて重ね着をすることで長いシーズン使える、アトム〇〇

という特徴があります。サイズ感はどのモデルでもほとんど変わりませんが、一般的な日本サイズのものよりは1サイズ大きいので、普段着ている物より1サイズ小さいサイズを買うのがオススメです。

アトムは決して安い商品ではありませんが、毎年ほぼ完売になってしまうほどの人気商品のため、もし着なくなったら高く売ることも可能です。

同じくらいの性能を持った他社商品よりも高く売れるので、実質価格では圧倒的に安いと言えるため、もし購入を迷っている理由が金額であれば、着なくなったら売るという選択肢を入れてみて下さい。

この記事がモデル選びやサイズ選びの参考になってくれれば嬉しいです。

ぼたもち

数年前に買ったけど、いまだに毎年着ているアウターはほとんどありません。アトムは買って大正解のアウターでした!

おわり

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